コンビが販売している殺菌乳酸菌素材「EC-12」(エンテロコッカス・フェカリス)は、このたび順調に供給できる体制が整い、改めてEC-12の利用提案を行っている。
EC-12は、一般食品への利用など乳酸菌製品市場の急拡大に伴う需要増加から品薄状態が続いていたが、このたび製造工場の生産効率向上を含めた増産体制が確立でき、備蓄体制も整ったことで、同社では改めてEC-12の拡販に向けた動きを進めている。EC-12配合製品の拡充を予定していた企業や大口ユーザー、新規顧客にも不安なく供給できる体制となり、既にEC-12を利用したい声も寄せられているという。
あわせて同社ではEC-12シリーズとしてアレルゲンフリータイプの「EC-12AF」を5月より発売。従来品は「乳」の特定原材料表示が必要であったが、「EC-12AF」は特定原材料表示の必要がなくなり、アレルゲンフリー製品をはじめ、アレルゲンを気にすることなく利用できるようになった。同品は賦形剤も不使用。
EC-12はエビデンスの豊富さも特徴で、機能性研究は多岐にわたる。腸内環境改善作用はもちろん、内臓脂肪低減、抗炎症、接触性皮膚炎抑制、アトピー性皮膚炎改善、花粉症改善、ニキビ改善など様々な機能が調べられている。年内には、健康寿命に関したEC-12の新しい健康機能に関する研究成果について学会発表を予定している。