物産フードサイエンスは、エリスリトールの打錠用グレード「エリスリトール顆粒DC」を開発し、5月より発売を開始した。
同品は、成形性や流動性が悪く打錠に適さなかったエリスリトールに、HPC(ヒドロキシプロピルセルロース)を配合し、独自の造粒技術にて製造することで優れた流動性と打錠適性を実現した。
また、同品は、
・重曹等の発泡成分と組み合わせて錠剤化⇒溶解時に微細発泡が長時間持続
・密閉された包装容器に保存⇒炭酸ガス発生を原因とする経時的膨張を抑制
という特徴もある。
同社では今後、「エリスリトール顆粒DC」の販売により、食品や日用品の用途において、新たな市場の創出や顧客の幅広いニーズへの対応を進めていく。