技術・機器の記事

従来にない極小サイズのナノ化を実現~機能性成分の生体利用率向上

水と油の高分子スペシャリストとして研究開発型企業を目指す株式会社MORESCOでは、新たに開発した可溶化製剤を利用して、機能性素材をナノ水溶液化し、生体利用率を上げる技術を開発した。

これまでのナノ化との違いはそのサイズが極めて小さいこと。機能性成分を可溶化剤に溶解させ、これを水系媒体に希釈した時、粒子径が6~12nm、PDI値0.1以下の水中油型ナノエマルションを得ることができる。機能性成分としては比較的脂溶性の低いクルクミンから、脂溶性の高いCoQ10やトコフェロールまで幅広く対応できる。これら難溶性の機能性成分をシングルサイズの水溶液とすることで生体利用率の向上を期待できる。

同社では10月2~4日の食品開発展に、この技術を初披露。連日プレゼンテーションセミナーを開催し、素材メーカーや健康食品メーカーへ技術の提供を呼びかける。

※食品開発展についての詳細は⇒ https://www.hijapan.info/

関連記事

  1. 無線通信最長2.5kmまでカバー 温湿度データロガー管理システム…
  2. ふれずにスタートできる衛生仕様 手洗い用タッチレスタイマー
  3. オゾン殺菌効果で室内における感染リスクを低減
  4. 簡単に食品解析が行えるハイパースペクトルカメラ発売
  5. 農水規格対応のコメ容積重・水分検査鑑定ユニット発売
  6. 運転管理をアシストするユニットタイプ純水製造装置
  7. 簡単設置のオイルミスト混入検査装置発売
  8. 微酸性次亜塩素酸水を活用した青果・野菜類活性化装置

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP