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池田糖化、加工食品に利用しやすい粉末状の冬虫夏草(サナギタケ)を開発―自社栽培で供給

池田糖化工業は、自社で栽培した「冬虫夏草(サナギタケ)」を凍結乾燥法で粉末化した『冬虫夏草粉末』を開発した。自社で菌床栽培した冬虫夏草(サナギタケ)を原料として100%使用したもので、冬虫夏草(サナギタケ)由来のコルジセピンを0.3%以上含有している。

サナギタケは、日本をはじめアジア諸国に広く自生している冬虫夏草類の仲間。自然界では昆虫のさなぎに寄生して子実体(きのこ)をつくることが知られている。サナギタケに含まれるコルジセピンは核酸系の物質で、アデノシンとよく似た構造をしており、抗腫瘍、抗酸化、抗炎症、免疫賦活など色々な生理活性作用が文献で報告されている。また、それ以外にもβグルカン、エルゴステロール(ビタミンD前躯体)、SOD様活性成分などが含まれている。

製造はFSSC22000認証の自社工場で行う。粉末状であるため利用しやすく、特に加工食品向けに提案している。

池田糖化工業についてはこちら⇒ https://www.ikedatohka.co.jp/

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