築野⾷品⼯業は、本社所在地の和歌⼭県伊都郡かつらぎ町にある旧紀の川⾼等学校跡地を活⽤し、⽶ぬかの研究開発拠点となる「TSUNO innovation & welfare center (TIWセンター)」を設⽴した。
TIWセンターでは、こめ油の啓蒙活動や米ぬか成分の研究開発を行うほか、従業員の育成や福利厚生の場として活用する。研究開発強化の一環として、紀の川⾼校の旧校舎内に、細胞実験施設やグルテンフリー製造施設を新設するほか、オレオケミカル分野の研究開発施設を開設し、体制の充実化を図る。
また研究開発の拠点としてのみならず、地元かつらぎ町の活⼒を再⽣し、課題解決に向けた取組みを実施する施設として、様々な活動を⾏う予定。TIWセンターを通じて、“⽶ぬか”が⾝近な製品であることを発信し、お⽶の活⽤⽅法や健康⾯や美容⾯で研究報告されている⽶ぬか由来の機能性成分についての解説を⾏うなど、地域住民の健康意識を⾼め、健康⻑寿の達成を⽬指す、としている。