食品素材の記事

キミカ、CMCブランドを立ち上げ

アルギン酸メーカーのキミカは、新たにCMCブランド「キミカCMC」を立ち上げ、水溶性増粘安定剤として商品展開を開始する。

長年培ったアルギン酸の技術ノウハウを活かし、高品質でコストパフォーマンスに優れたCMCを同社独自の品質保証体制で販売していく計画。高粘度から低粘度まで各種取り揃えており、ユーザーの要望に対応していく。

CMC(カルボキシメチルセルロース)はパルプなどから作られるセルロースの加工品で、食品、医薬品、化粧品の増粘剤として、また繊維染色に用いる捺染用糊料や、養殖魚の飼料を結着するバインダーとしても利用されている。キミカCMCは、千葉プラントで最終加工されており、食品用、捺染用、飼料用それぞれの用途に最適な製品をラインナップした。

今後、CMCとアルギン酸との製剤も手がけていく予定。食品分野では飲料やバッターミックスのほか、とろみ剤や嚥下食品用途、介護食関係なども視野に入れ、市場の可能性を探る。

関連記事

  1. クラチャイダム(ブラックジンジャー)を原料とした黒しょうが酢の粉…
  2. オリザ油化、シーベリーエキスとノコギリヤシエキスとの相乗効果を発…
  3. 抗炎症ペプチドをAIで特定 BASFジャパン、玄米プロテイン「P…
  4. サンブライト、ε-ビニフェリン高含有のレスベラトロール上市
  5. 肝機能改善作用で機能性表示食品の準備を進めるベニクスノキタケエキ…
  6. 林原、液状・低分子で甘みのある水溶性食物繊維「テトラリング®」6…
  7. 特徴の異なる2種類のクラチャイダム(ブラックジンジャー)を配合し…
  8. 国内製造のβ-アラニンを本格展開へ

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025