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本年4-6月の豆乳類の生産量は110,840kL―家庭内での摂取がさらに普及

日本豆乳協会は、本年4-6月期における豆乳類の生産量が110,840kLとなったことを発表した。新型コロナウイルスの影響による在宅時間の増加に伴い、家庭内での豆乳入の摂取がさらに普及したのが要因で、対前年106.2%となり、「豆乳(無調整)」を中心に市場が伸長した。

生産量を分類別にみると、業務用を除いたすべてのカテゴリーで順調に拡大している。
豆乳(無調整) 33,001kL(125.9%)最も伸び率が良かった
調製豆乳 53,345kL(100.6%)生産量が最も多い
果汁入り豆乳飲料 5,029kL(112.0%)
フレーバー系の豆乳飲料(その他) 16,982kL(105.9%)コーヒーや紅茶など

四半期で11万kLを達成したのは初めてだが、主に業務用として生産されている「その他」に分類される豆乳は2,483kL(53.1%)で減少となった。

4-6 期は新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務や学校の休校が増え、さらに連休も自宅で過ごす家庭が大幅に増えたことから、家庭内での消費量は大幅に増加した。一方で、緊急事態宣言が出されて外食の機会が減少したことで、飲食店用の業務用豆乳の生産量は昨年を下回った。

豆乳愛飲者のリピート購入、料理需要の拡大、豆乳飲料を凍らせたりゼラチンで調理するなど新たな食べ方が浸透したこと、などが市場拡大の要因につながったと豆乳協会では考えている。また、新型コロナウイルスの影響により買い物の仕方にも変化が現れ、長期保存が可能な豆乳の需要がさらに高まったことも一因とみている。

豆乳協会は、豆乳類の年間総生産量を50 万kLにすることを目標に、豆乳に対する人々の理解や関心を高めるため、様々な啓発・啓蒙活動を展開している。

日本豆乳協会については⇒ https://www.tounyu.jp/

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