(一財)日本水産油脂協会は、11月27日(金)に第35回水産油脂技術懇話会を開催し、京都大学大学院の木村郁夫先生による腸内細菌と多価不飽和脂肪酸に関する講演を行う。食品油脂の腸内細菌における代謝産物による生体生理機能への影響について、脂肪酸受容体を介したエネルギー代謝制御の観点からお話いただきます。
■第35回 水産油脂技術懇話会
【講演】腸内細菌による食用油由来、多価不飽和脂肪酸代謝と肥満への影響
京都大学大学院 生命科学研究科 生体システム学分野 教授
東京農工大学農学研究院 応用生命化学部門 特任教授 木村郁夫先生
【概要】食用油摂取により取り込まれる多価不飽和脂肪酸を、腸内細菌が新たな脂肪酸に代謝変換することで、宿主のエネルギー代謝調節に関与し、食事によって誘導される肥満を改善することを明らかにした。腸内環境を制御する食習慣や腸内細菌の代謝産物は、新たな代謝性疾患に対する予防・治療への応用が期待される。
【日時】11月27日(金)14:00~15:15(講演・質疑応答)
【会場】ZoomによるWeb開催(定員100名)
【申し込み】下記URLの申込みフォームにて11月20日(金)まで
https://ssl.alpha-prm.jp/suisan.or.jp/konwakai35.html
(記入したメールアドレスに受付メールを返信。1週間以内に届かない場合は下記問い合わせ先に連絡してください)
【懇話会】参加費は無料。詳細は下記URLの『技術懇話会』にて
http://www.suisan.or.jp/html/konwakai.html
【問い合わせ】
一般財団法人日本水産油脂協会
http://www.suisan.or.jp/ TEL:03-3469-6891