松田産業ではこれまで乾燥卵白粉のネックだった風味の悪さを特殊製法により改善し、さらに蛋白含量を高めた「Agriace™ EAP-MM」を発売した。
卵白にはBCAAが多く含まれ、人の体に利用されやすいアルブミンが50%以上含まれ、タンパク質の吸収率も高く利用率が高い、脂肪分が少ないなどタンパク源としては優秀だが、乾燥すると風味が悪くなり、これが乳や大豆の様にタンパク素材として広がらない理由と考えられる。
そこで同社ではサプライヤーと共同で風味劣化の原因を追求し工程を改善することにより、風味を大幅に改良することに成功した。それと同時にタンパク質含量も上げ、WPI並みの92.8%を実現。脂肪含量、ナトリウム含量は低減した。同社では今後タンパク源としての特徴や風味の良さをPRポイントとして紹介していく。