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植物由来の新規オメガ3素材「アヒフラワー® オイル」

セティでは、植物由来の新規オメガ3素材「アヒフラワー® オイル」の紹介を開始した。

アヒフラワー®オイルは、Ahiflower(Buglossoides arvensis)の種子から抽出したオイルで、オメガ3であるステアリドン酸(SDA)が豊富に含まれている。SDAはα-リノレン酸とEPAの中間代謝物であり、体内においてEPAへの変換効率が高いことが知られている。アヒフラワー® オイルのSDA含量は約20%、抗炎症性のオメガ6であるγ-リノレン酸を含み、オメガ3:オメガ6が4:1と理想的。GMOフリーで、欧州Novel Food、米国FDAのGRAS、Kosher・Halalに対応している。

健常成人を対象にした二重盲検試験ではアヒフラワー® オイルの28日間摂取で、血液中および血球(赤血球、好中球、単核細胞)中のEPA濃度がアマニ油摂取群に比べて高く、単核細胞におけるLPS刺激時のIL-10(抗炎症性サイトカイン)産生量が高オレイン酸ヒマワリ油と比べて高くなっていることが確かめられている。

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