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食品開発展は18日に閉会―出展社の製品紹介を続けます

食品開発展は18日に終了致しましたが、ここでは出展企業の提案する製品や技術などについての紹介を続けます。

●伊那食品工業の「ウルトラキサンタンTOP」は、曳糸性が少なく、塩分存在下でも高い粘度を発現することができます。たれやソースなどを安定的に増粘でき、少ない量で効果を発揮するため、口当たりのよい食感に仕上げられます。

●阪本薬品工業の「SYグリスターTHL-55」は、チョコレートコーティング用に特化した乳化剤(ポリグリセリン脂肪酸エステル)です。チョコレートの垂れを抑制し、固化時間を短縮します。ざらつきも改善。

●エル・エスコーポレーションのタモギタケエキス「アミノチオネイン」には、脳機能改善機能で知られるエルゴチオネインが含まれています。北海道産たもぎ茸を使っており、アミノチオネインを配合したサプリメントが「ヘルシーDo」に認定されています。

●森下仁丹の「カシスエキス」はニュージーランド産のカシス果実を国内抽出した製品。機能性表示食品向けにアイケアのSRを準備しており、カシスアントシアニンがロドプシンの再合成を促進する機能から、「暗い場所での見る力を助ける」のが特徴。

●CEM Japanは、マイクロ波を応用した各種分解・合成及び分析装置を各種取り扱っており、特にマイクロ波乾燥法による水分・固形分分析計 SMART6シリーズは乳業メーカーを中心に数多く利用されています。SMART6にはメソッド開発を必要としない史上初の脂肪分分析計「ORACLE」の追加も可能です。肉類、乳製品、菓子、飼料など様々なサンプルの脂肪測定が可能で、酸や有機溶剤等の有害物質、コストのかかる校正は必要とせず迅速に脂肪分の測定結果が得られます。

●ケイエルプラントでは、バイオで油分を分解し加圧浮上装置が不要となり汚泥・使用薬剤の大幅削減を実現する「オイルバクターシステム」を紹介しています。現状多くの食品工場が油脂含有排水処理に加圧浮上装置を採用しており多量の汚泥発生、薬剤の使用等、多くの問題点を抱えていますがそれらの全て解決し、すでに全国100カ所以上の食品工場で利用されています。また、増産等による排水量のUPにも追加設備を設けず既設設備の改造により処理能力のUPが可能になります。

これまでの紹介はこちら
https://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/4666
https://www.kenko-media.com/food_devlp/archives/4677

開催は終了いたしましたが、「食品開発展オンライン」では引き続き出展社の製品紹介を行っています(12月中旬まで見ることができます)。ぜひご覧ください。
https://www.hijapan.info/search/

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食品開発展2024

食品開発展2024は終了いたしました。次回、食品開発展2025は、2025年10月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトにて開催いたします。

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