太陽化学は、京都府立医科大学に4月1日付けで寄附講座「生体免疫栄養学(太陽化学)講座」を開設した。
腸内環境からみた食による生体の免疫や栄養の研究を目的にしたもので、機能性食品の腸内細菌叢やその代謝物への作用を検討し、免疫・栄養学的な知見から健康長寿に向けた科学的エビデンスの確立を目指す。さらに食物繊維やポリフェノールなどによるフレイル・サルコペニア予防法を実証していく。
■寄附講座「生体免疫栄養学(太陽化学)講座」
担当教員:内藤 裕二教授(寄附講座)
期間:2021年4月1日~2023年3月31日
■内容
・腸内微生物叢情報の分析に基づく日本人エンテロタイプ分類を、健康長寿戦略に応用する。
・腸内微生物叢とその代謝物の分析手法を確立し、宿主の免疫・栄養情報との連関を明らかにする。
・腸内環境からみたフレイル・サルコペニア予防を確立し、食物繊維やポリフェノールなどの食による予防法を実証する。
・腸内環境からみた生体免疫栄養学の研究基盤を確立する。