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多様化するオゾンの利用

―食品産業における安全対策、環境改善の切り札となるか―
オゾンは強力な酸化力および殺菌作用があり、分解が容易で使用後の残留もない。このため食中毒の予防やHACCP対策として製造ライン、手指、食材などの除菌・洗浄、さらに施設の雰囲気殺菌や害虫駆除、消臭などに有効であることから、各種装置の開発が進んでいる。折からの食にまつわる事故の増加に歩調をあわせるように利用も増えている。
加えて、近年はISO14000や排出規制の一環から、企業レベルでの環境対策への取り組みも進んでおり、排水の脱色・消臭、さらに食品工場近隣への配慮から排気口におけるオゾン消臭利用など、オゾンの利用方法は飛躍的に進化を遂げている。本稿では、多分野における衛生/環境対策の切り札として除菌・消臭などの目的で利用が進むオゾンの最新動向を紹介する。


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東急車輛製造
ハーベストジョイ
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上記特集は毎年3月号に行っております。
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