池田糖化工業は、温活(末梢部位の体温維持)をコンセプトとした機能性表示食品に対応可能な原料「ショウガ素材」の販売を開始すると発表した。「ジンジャーエキスパウダーE」は6-ショウガオールを2.0%以上で規格、「ジンジャーエキスパウダーG2」は6-ジンゲロールを2.0%以上で規格化した製品。
ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)は、温度感受性受容体であるTRPV1を活性化することで体熱産生を促進し、身体を温めると考えられている。また、6-ショウガオールは、血管拡張作用等を有するカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)の分泌を促し、消化管の血流量を高めることで温感効果を発揮すると考えられている。
同社では、ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)を機能性関与成分とする機能性表示食品の研究レビューや資料を整えている。
■届出表示(例)
本品にはショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)が含まれます。ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール)は、気温や室温が低い際に、末梢部位の皮膚表面温度を維持する効果があることが報告されています。
■機能性関与成分と推奨摂取量(例)
ショウガ由来ポリフェノール(6-ジンゲロール、6-ショウガオール):2.35 mg/日
※池田糖化の機能性表示食品対応ショウガ素材として118 mg/日