林原では、2020年3月から進めていた岡山機能糖質工場A棟の建設工事が終了し、4月26日から本格稼働を開始したと発表した。
A棟は、2013年から実施してきた天瀬地区移転計画の旧岡山第一工場移転計画に伴うもので、水飴貯蔵・充填機能を今保地区に移転し、これにより移転プロジェクトが全て完了した。
A棟では、『ハローデックス®』、『テトラップ®』、『パノラップ®』、『カップリングシュガー®』など同社の水あめ製品の充填を行う。クリーンルーム内で充填作業を行い、缶の栓開けから充填、栓締めまでの自動設備を導入し、食品の安全性を高めるとともに省力化を実現した。また、同社として初となる半斗缶も採用し、出荷を開始した。
【A棟概要】
所在地:岡山市北区今保578
敷地面積:約22,000平方メートル
建物概要:鉄骨造り2階
延床面積:1100.56平方メートル
建築面積:875.41平方メートル
投資総額:約10億円