最近の生理機能に関する研究の進展で、腸内環境の改善が人の健康維持・疾病予防と大きく関わってきていることが明らかにされてきた。腸内環境の改善は、便秘予防に代表されるような“整腸作用”に留まらず、消化器疾患予防、発がんリスクの低減、その他免疫賦活による様々な疾病のリスク低減に関わるといわれている。
それを反映して、最終製品市場では腸内環境やさらなる付加価値をあわせもった機能性食品が各社から上市されている。腸内環境関連の特定保健用食品も着実に表示許可数を伸ばし、市場にはプロバイオティクス・プレバイオティクスという言葉の認知が進んできたのは明白だ。
本稿では、プロバイオティクス・プレバイオティクスの最新動向、関連する乳酸菌、各種オリゴ糖、食物繊維、植物抽出物などの研究・開発動向についてみていく。
主な関連サプライヤー
塩水港精糖
大蔵製薬ヘルスウェイ事業部
オラフティ社
日本シイベルヘグナー
キッコーマン
コロイドナチュレルジャパン
コンビ
三共ライフテック
サントリー
太陽化学
武田キリン食品
ダニスコジャパン
DSMニュートリションジャパン
ニチニチ製薬
ピューラック・ジャパン
扶桑化学工業
松谷化学工業
明治フードマテリア
ヤクルト薬品工業
ロケットジャパン