わが国のミネラル摂取に関しての指針では、従来から摂取基準が設けられていたカルシウムと鉄に加え、第6次改訂栄養所要量では、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、亜鉛、クロム、モリブデンの7種類の微量ミネラルについて摂取基準が設けられている。また、昨年策定された「日本人の食事摂取基準(2005年版)」では指標が細分化され、ミネラル摂取についてより詳細で具体的な指標が設けられた。
厚生労働省ではマグネシウム、亜鉛、銅を栄養機能食品対象素材に追加、マグネシウム素材3品目の使用解禁、グルコン酸亜鉛・銅の使用基準拡大などを行ってきている。
このような動きの中、各種ミネラル素材の市場規模は変化しているのだろうか?
ミネラル素材について個別にみていきながら、各サプライヤーの動向を中心に素材の動きを探っていく。
主なミネラルサプライヤー
宇部マテリアルズ
エーザイフード・ケミカル
江崎グリコ
エスケーフーヅ
エヌ・シー・コーポレーション
大蔵製薬ヘルスウェイ事業部
カワイ
キユーピータマゴ
協和発酵工業
協和化学工業
昭和化工
白石カルシウム
セティ
太陽化学
富田製薬
日本バイオコン
日本ベーリンガーインゲルハイム
パイン・メディテック
ピューラック・ジャパン
フジッコ
扶桑化学工業
北海道共同石灰
マリーンバイオ
三輪製薬
武蔵野化学研究所
明治フードマテリア