日本豆乳協会は、若年層における豆乳摂取の実態に関するアンケート調査を2019年から実施している。第3回となる今回の結果からは、家庭内での豆乳購入率が増加していること、生徒の豆乳摂取頻度が増加傾向にあることが判明した。
対象:同協会の「スポーツ×豆乳キャンペーン」に参加した全国19校 約14,000名の高校生生徒
回収:約10,000件
調査期間:2021年10月~12月
結果
・全体の約80%が「豆乳の摂取経験」があり、「豆乳をよく飲む」、「豆乳をたまに飲む」という回答が年々増加傾向(前年比約10%増)
・53.4%の家庭で「豆乳をいつも購入している」、「豆乳は家にある」と回答しており、豆乳を購入している世帯の割合も増加している
・「豆乳を今後も飲んでみたい」という生徒は全体の約85%。2019年:66.3%、2020年:75.5%と、年々10%ずつ上昇している
・「豆乳鍋」や「(豆乳の)スイーツやデザート」で豆乳を摂取しているという回答もあった
・なお、調査結果には地域差や男女差は見られなかった
豆乳協会は、主に高校生を対象とした食育活動を積極的に展開している。高校での「豆乳食育移動教室」や「スポーツ×豆乳キャンペーン」の活動等を通して、若年層に植物性たんぱく質摂取の重要性や豆乳や大豆食品等に関する啓発活動を行っている。また、今後国民一人あたりの豆乳(類)年間飲用消費量を4Lに増加させ(2020年3.4L)、年間総生産量を50万kL(同43万kL)にすることを目標に様々な啓発・啓蒙活動を展開していく。