フクハラは、圧縮空気中に混入するオイルミストを容易に検査可能な「オイルミスト検知器 OMD1-02」を発売した。
同装置は管継手でエア配管に接続した後、内部の検知管に圧縮空気を40分間流し、濃度と相関関係にある検知剤の変色レベルによりJIS規格の清浄等級を判定する。検知剤に採用している淡紅色のクロム酸はオイルミストの還元作用で青白色に変わる性質をもつ。変色がなければJIS 0等級の清浄空気で、オイルミストが含まれる場合は変色位置にある目盛りにより濃度とJIS 1~4等級を判定できる。
同社は高性能オイルミスト吸着捕捉装置やオイルコンプレッサーを取り扱っており、同検知器を足掛かりにオイルミスト混入対策の啓蒙とソリューション提案を強化していく。