健康・長寿のための情報を広く発信している「第4回林原ライフセミナー」が3月7日に岡山市の「山陽新聞社 さん太ホール」にて開催された。前回(第3回)はオンラインのみであったが、今回は会場での開催とともに、後日のオンライン配信が予定されている。
※22年5月追記
オンライン配信は終了しましたが、林原のWEB内、サステナビリティ 持続可能な食料システム
「美味しく食べやすい食事で高齢社会の課題を解決」の項目の事例紹介にリンクがあります。
https://www.hayashibara.co.jp/data/6764/sustainability_tp_widen/
(公開期間は6か月を予定)
以下、セミナーの様子を簡単に紹介する。
第4回林原ライフセミナー
「口の健康、アンチエイジング 口から始める全身の健康 うるおいアップで元気に長生き!」
まず、林原の代表取締役社長 安場直樹氏が
「皆様の健康に貢献できる企業として様々な取り組みを進めたい」と挨拶
■バイオの力でウェルビーイング
林原 経営デザイン室長 竹本圭佑氏
林原が最近活発に行っているSDGsの取り組みを紹介。
■林原の食物繊維素材を取り上げ、健康機能と美味しさの両立を解説
林原 食品素材部門 事業戦略部 渋谷大輔氏
美味しさを犠牲にすることなく美味しい食品が作れます!とアピール
■シニアの健康づくりのための岡山市の取り組み
岡山市 保健福祉局 矢吹有佳子氏
コロナ禍でより問題となっているフレイル。フレイルは要介護になる一歩手前の状態だが、健康に戻ることのできる状態でもある。フレイル予防の3本柱【運動、社会参加、栄養・口腔】を軸に、岡山市が取り組むシニアの健康づくりを紹介。
■グミによる口腔の健康訴求
明治 須山英悟氏(歯学博士)
1922年ドイツで「子供の噛む力を育てる菓子」として開発されたグミ。日本では1980年、明治製菓(現 明治)が日本で初めてグミ製品「コーラアップ」を発売した。グミの歴史や現状を紹介するとともに、噛むことの重要性に迫った。
■講演「口から始める全身の健康 うるおいアップで元気に長生き!」
鶴見大学歯学部 教授 斎藤一郎氏
口は老化のサインで「口と全身の老化度は一致する」と、口腔の健康の重要性に言及。口周りの筋肉は鍛えられること、唾液の役割、噛むことと脳機能、歯周病と全身疾患、オーラルフレイルなど、口と健康に関する話題や情報をわかりやすく解説。
オンライン配信が予定(3/17ごろ)されているので、興味のある方は是非ご覧ください。申し込み受け付けは3/16まで
https://www.hayashibara.co.jp/data/6642/news_tp/
会場には、明治のグミのラインアップも