未分類

日持向上剤・保存料製剤の市場動向

食品業界では製造工程における衛生管理の徹底とともに、食品の腐敗や劣化を抑え、シェルフライフを保証し、安全かつ食味に影響を与えず効果を発揮するための日持向上剤・保存料製剤の開発と利用が重要な課題となっている。
しかしその一方で、業界全体の景気低迷の中、資材コストも厳しくチェックされるようになっており、少量で効果を発揮し、なるべく安価な製品が選択される傾向にある。ソルビン酸などの保存料からの代替需要や惣菜市場の拡大とともに伸びてきた市場だが、どちらもそろそろ落ち着き始めている。
昨年にはナタマイシンの新規添加物指定も行われ、アルコール価格の値上げなどの市場への影響も興味深い。
本稿では最近の日持向上剤、保存料製剤の開発と利用、各社の動きを探っていく。


<主なサプライヤー>
アサマ化成
エーザイフード・ケミカル
奥野製薬工業
キユーピー醸造
甲陽化学工業
タイショーテクノス
ダニスコジャパン
チッソ
日本新薬
ピューラック・ジャパン
丸善製薬
三菱化学フーズ
武蔵野化学研究所
メルシャン

関連記事

  1. CLOSE UP
  2. 平成14年国民栄養調査、微量栄養素の欠乏にどう対処するのか
  3. 人口減少時代の始まりと食品開発の新たな可能性
  4. 迷走する健康食品の安全性ガイドライン
  5. ●国家戦略としての健康栄養政策はあるのか
  6. 【寄稿】薬用キノコ・チャーガの機能
  7. 【9月号】冷え症・血流改善素材の最新動向
  8. 食品の品質管理に欠かせない温度管理技術

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025