大象ジャパンは、味元ブランドの加工用L−グルタミン酸ナトリウム(MSG)を4月納入分より10%の価格改定を実施する。
主要原料となる糖蜜や、アンモニア、苛性ソーダなどの副原料の高騰に加え、インドネシア現地で製造するエネルギーコストや海上輸送費が急騰。さらに安心・安全を維持するための品質の確保に関わるコスト負担増など、総合的にコストが上昇している。
こうした状況下で、今年1月納入分より平均20-30%以上の価格改定を実施してきたが、原料やエネルギー、物流に関わるコスト負担がさらに増しており、安定供給を行っていくうえでコスト上昇分を吸収することが難しく、再値上げをせざるを得ないと判断した。
現在、ユーザーと調整に入っており、広く理解を求めていく。