食品素材の記事

「生コーヒー豆エキス」が機能性表示食品で血糖値とBMI改善のダブルヘルスクレーム可能に

オリザ油化の「生コーヒー豆エキス」を配合した機能性表示食品がこのたび、①食後の血糖値を緩やかにする機能、②内臓脂肪・体重低下作用による高めのBMI改善というダブルヘルスクレームで受理された。

同社では、機能性関与成分をコーヒー生豆由来クロロゲン酸類として、食後の血糖値を緩やかにする作用及び、内臓脂肪・体重低下作用による高めのBMIの改善作用を有する研究レビューをまとめ、同成分を配合した機能性表示食品の届出が受理された(届出番号:G1074、G1095)ことを発表した。

受理製品は「生コーヒー豆エキス-WSP」(クロロゲン酸類40.0%以上)を使用しており、機能性関与成分のコーヒー生豆由来クロロゲン酸類が1粒あたり60 mg配合されている。

届出番号G1095をみると、表示は「本品にはコーヒー生豆由来クロロゲン酸類が含まれます。コーヒー生豆由来クロロゲン酸類120 mg(本品2粒)には食後の血糖値上昇を緩やかにする機能、コーヒー生豆由来クロロゲン酸類180 mg(本品3粒)には肥満気味の方の内臓脂肪や体重の減少を助け、高めのBMIの改善に役立つ機能が報告されています。肥満気味の方、BMIが高めの方に適した食品です。」となっている。

血糖値改善とダイエットが1素材で訴求できる機能性表示食品は、コーヒー生豆由来クロロゲン酸類では初であり、その中でも体重の低下を謳える点が大きな特徴となる。同社は今回の届出受理を機に、ダイエットや血糖値について訴求した機能性表示食品に興味ある潜在顧客への積極的な提案を行っていく。

関連記事

  1. 発毛を促進する機能性食品素材・豆苗エキス発売
  2. 乳酸菌20種プレミックスのNASHおよび発がん抑制機能
  3. トルラ酵母由来食物繊維の食後血糖値上昇抑制効果を確認
  4. 有胞子性乳酸菌の風邪様症状緩和機能を確認
  5. 一丸ファルコス、食品原料のプラセンタパウダー規格に「エクソソーム…
  6. 丸善薬品産業、インド産粒状大豆たん白の取扱いを開始
  7. BGG Japan、内臓脂肪低減作用で受理実績を持つ「アップルフ…
  8. ルテインと脳機能の関連―DSM、ルテインセミナー開催

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2024 出展者募集中

PAGE TOP