日本豆乳協会の発表によると、2022年1-3月期における豆乳類全体の生産量は96,285kLとなり、前年同期比100.9%となった。
豆乳協会では四半期毎に国内豆乳生産量を検証しており、上記のほか種類別生産量についても調べている。
・豆乳(無調整)29,038kL(105.5%)引き続き増加傾向
・調製豆乳 47,370kL(99.5%)
・フレーバー系の豆乳飲料(その他) 12,936kL(100.7%)昨年をやや上回った
・果汁入り豆乳飲料 3,693kL(94.2%) わずかに減少
出荷量においても生産量と同様の傾向。しかし、主に業務用を用途とする「その他」のカテゴリーにおいては3,248kL(92.1%)と、外食需要の減少による影響を受けた。
豆乳協会では、豆乳の特長や成分の優位性に触れる機会が増えたことが後押しとなり、「豆乳(無調整)」のリピート購入が増え、特に1-3月期においては豆乳鍋やシチュー等の料理需要が拡大したことが増加の要因と考えている。新型コロナの影響により買物の仕方にも変化が現れ、長期保存が可能な豆乳の需要がさらに高まったことも一因とみている。