未分類

有機酸市場の最新動向

クエン酸、乳酸、酒石酸といった有機酸は、清涼飲料を筆頭に酸味付けや味の調整、日持向上やpH調整などを目的に幅広く用いられている。環境配慮の観点などから工業用分野での需要は拡大傾向にあるが、成熟市場と言われる食品分野においては、ここ数年横ばいまたは微増傾向が続いている。クエン酸については中国からの輸入量が7割を超え、一部サプライヤー間でコストダウンを図ったシェア争いが行われているが、一方で、近年の健康志向を背景にエビデンスの取得で新規開拓を図る動きが出てくるなど、サプライヤーの販売戦略は二極化傾向にある。 
 
本稿では、食品分野での主要有機酸市場の最新動向を取り上げる。


☆主なサプライヤー
磐田化学工業
木曽路物産
昭和化工
ピューラック・ジャパン
扶桑化学工業
武蔵野化学研究所

関連記事

  1. 編集部から
  2. 【技術レポ】汚泥減容効果で産廃費用低減
  3. オリーブ葉を使用した美容原料の開発に成功
  4. ミネラルの最新市場動向
  5. 海外開発トピックス
  6. 【支援技術】高機能食品製造用途とサニタリー化進む粉粒体技術
  7. 【3月号】ケミカルフリー志向で注目されるサニタリー技術
  8. 【特別レポ】チア・シード

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP