関連トピックス

新たな食品改質剤―歩留り・栄養素を保持し、省電力・CO2削減も解決

ミライ化成は、歩留りが向上する新しい食品改質剤「レスドリップST」と、発酵食品の製造工程でバチルス類の増殖を抑制する「PP165乳酸菌」を、10月12日からの食品開発展で紹介する。

「レスドリップST」は、エビなどの加熱調理時に、原料に塗布するだけで加熱による原料の収縮を抑えられるため、歩留りが向上する。素材の持つ栄養素や美味しさを保持し、外観も維持する。長時間の浸漬が不要になるため工程の大幅短縮、設備に関わる電力コスト・CO2発生量の削減も可能とする。植物由来原料を使ったpHが中性の製剤で、リン酸塩・アルカリ剤による浸漬不要となっている。

「PP165乳酸菌」は、発酵食品の製造工程で利用する生菌粉末で、発酵を阻害するバチルス属細菌の増殖を抑制する機能をもつ。発酵が安定することでロットアウト頻度が減少し、無駄な廃棄を少なくできるだけでなく、30~50%という大幅な減塩も可能になる。PP165乳酸菌がグルタミン酸やコハク酸などを生成するため、うま味も増加する。味噌や甘酒、日本酒、発酵調味料などに利用できる。

※食品開発展についてはこちらをご覧ください。
https://www.hijapan.info/
10月12日(水)~14日(金)東京ビッグサイト西ホール
ただいま来場事前登録受付中です。

関連記事

  1. 食品開発展2020開催
  2. 三菱ケミカル、来年1月に酢酸・酢酸塩類を2次値上げ
  3. 乳酸菌ME-3の腸管バリア機能保護効果に対する試験結果が論文化
  4. 食品原料の販売と購入をつなぐICS-netのWebサービス「シェ…
  5. 食品開発展オンライン プレゼンテーションイベント4月開催、聴講登…
  6. バナバ葉由来コロソリン酸が内臓脂肪低減で新たな機能性表示食品に
  7. 植物性たん白素材が拡大―IFT 米国食品素材見本市
  8. サケ鼻軟骨由来プロテオグリカン、機能性表示で新たなヘルスクレーム…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025