未分類

食物繊維素材の最新利用動向

食物繊維は我々の食生活において不足しがちな栄養素として、カルシウムとともに摂取の重要性が説かれている。第6次改定栄養所要量においては、1日当たりの目標摂取量が成人で20~25g(10g/1,000kcal)と設定されている。だが、ここ数年の国民栄養調査から算出した食物繊維の摂取量を見ても、改善方向に向かっているとは言い難い。その一方で、食物繊維の持つ各種疾病予防作用が明らかになる中、その機能性を利用した食品の開発も進んでおり、特定保健用食品をはじめ、様々な形態の食品に利用されている。また、繊維強化目的に比べ一品当たりの使用量は少ないが、保水性・保型性、安定性などの物性を活かした需要も大きくなっている。
本稿では、各種食物繊維素材の利用動向と市場状況などについてみていく。


●注目される食物繊維関連企業
・旭化成
・伊那食品工業
・カイゲン
・研光通商
・コロイドナチュレルジャパン
・シキボウ
・清水化学ー
・ダイセル化学工業
・太陽化学
●注目される食物繊維関連企業
・ダニスコカルタージャパン
・日本食品加工
・日本製紙
・日本甜菜製糖
・不二製油
・松谷化学工業

関連記事

  1. 日清製粉グループ、青大豆の抗アレルギー作用を証明
  2. 【品質安全】食品安全性検査の受託試験サービス
  3. クローズアップ
  4. 【品質・安全】自主検査に拡がる簡易・迅速微生物検査法の開発動向
  5. 【支援技術】食品工場の清浄化とエアコントロール
  6. 【素材レポ】無溶媒抽出花粉エキス“グラミネックスG63”の前立腺…
  7. 地域農産物活用のための高機能食品開発プロジェクトを追う
  8. 食品産業における異物混入対策

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025