技術・機器の記事

新資源としての藻類研究を加速化する可搬ユニット型の微細藻類培養装置を開発

三菱化工機アドバンスでは、次世代の資源として研究が活発化している微細藻類の可搬ユニット型培養装置「AlgaCube」を発売した。

同社ではこれまで大型の培養装置も手掛けていたが、研究用に装置の小型化が必要と考え、小容量からスタートし徐々にスケールアップでき、どこでも設置できる可搬ユニット型の装置を開発した。

原理はポンプ循環を行いながら太陽光及びLED灯の光源をガラス管培養槽へ受光させる閉鎖式培養法。温度、光など培養条件を決めてからは、可搬型なので屋内、屋外どちらでも使用可能で、閉鎖型リアクターなのでコンタミネーションを抑えられる。

同社では培養装置の販売だけでなく、藻類培養から収穫、乾燥に関する設備のエンジニアリングまで行っており、ユーザーの要望に合わせ、計装器、ポンプ、補機類などカスタマイズも可能。

関連記事

  1. 新型無地表面検査装置で従来モデル比2倍のライン速度に対応
  2. シンプルな操作性に様々な新機能を追加したおんどとりTR7Aシリー…
  3. IoT対応で水分活性分析と食品安全マネジメントをサポート
  4. 嚥下困難者用食品やユニバーサルデザインフード対応レオメーター
  5. 高品位・高速印字を実現 自動洗浄機能で省人化を支援
  6. 第14回電解水セミナー開催~食品衛生から医療現場、農業分野まで利…
  7. フードロス削減に貢献 高鮮度・鮮度保持シート「一心太助」
  8. 手指衛生管理と環境衛生管理を総合サポート
    安全・衛生の追求…

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025

PAGE TOP