緑茶を中心とした茶の生理機能も、日本だけでなく本格的に欧米でも注目され、今や茶は世界的に認知が進む機能性食品となっている。わが国では世界に先立ち、80年代から緑茶の消臭機能やや抗酸化作用、虫歯予防、抗菌作用など機能の研究と利用が進み市場が形成されてきた。さらにコレステロール低下やガン予防、抗アレルギーといった疾病予防機能を利用した商品も市場で評価されるようになっている。
また様々な健康茶の機能の科学的解明も進み、糖尿病予防、肥満抑制、血圧上昇抑制、抗アレルギーなどに焦点を当てたデータ集積・商品開発も進みつつある。
本稿では、緑茶をはじめとする種々な茶の機能研究の動向と素材の開発・利用動向についてみていく。
未分類
進展する茶素材の機能性研究と市場動向
- 会社を守り 事業を伸ばす品質管理 食品製造DXの最前線–無料オンラインセミナーのご紹介 2024年7月16日
- グアーガム分解物と酪酸産生菌の組み合わせでシンバイオティクスとしての有用性を確認 2024年7月12日
- 高濃度廃水処理で国内実績150社のAT-BCシステムが公共事業向けとして販売開始 2024年7月10日
- DM三井製糖とサラヤが共同コンセプト商品として“砂糖+羅漢果”の甘味料を開発 2024年7月9日
- 黒ウコン抽出物「SIRTMAX®」が「体脂肪の減少」で韓国MFDS認証を取得 2024年7月8日
- 日本品質の洋菓子用乳化油脂を海外市場へ 2024年7月4日
- 希少糖アルロースの肥満症改善に対する可能性-肥満症特別勉強会開催 2024年7月3日
- 製造工程のトラブルを3割削減! 夏の食中毒防止に向けて考える 従業員の意識改革 2024年7月2日
- 【2024年7月号】特集/賞味期限延長によるフードロス削減を目指して/奇数脂肪酸の新事実 2024年7月1日
- 有胞子性乳酸菌の風邪様症状緩和機能を確認 2024年6月27日