日本豆乳協会は、2023年4-6月期における豆乳類全体の生産量が99,501kL(前年同期比93.1%)となったことを発表した。
生産量を分類別に見ると、(カッコ内は前年同期比)
・豆乳(無調整) 31,575kL(95.8%)
・調製豆乳 47,326kL(92.6%)
・果汁入り豆乳飲料 4,305kL(98.1%)
・フレーバー系の豆乳飲料(その他) 12,843kL(86.1%)
・その他(業務用など) 3,452kL(97.0%)
となった。
いずれも前年同期比で減少しているが、その理由として消費者の買い控えが挙げられている。社会情勢やエネルギー問題等の外部環境の影響で、あらゆる場面での値上げが相次いでいるなか、食品・飲料分野でも値上げが行われ、消費者の買い控えが起こった。豆乳類においても消費者の消費マインドの低下や買い控えの影響を受けた結果となった。
豆乳協会では、食における健康志向は依然として高く、豆乳に対する健康への期待値は大きいと考えている。7月-9月期には、メーカー各社の新作商品も市場に投入されることから、生産量の増加が期待されている。