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【市場動向】健康食品の市場動向と素材・技術研究3 (受託製造)

・受託製造企業の動向


 健康食品の受託製造は、ここ数年好調な動きを示していたが、06年は市場低迷を反映し、受託製造企業の約4割が前年割れという結果が健康産業新聞の調査で明らかになった(昨年末に受託製造250社を対象にアンケート調査を実施、うち有効回答90社)。前年実績割れが約1割だった前年調査に比べると、受託業績の悪化は事実だが、このような状況の中でも前年実績を上回った企業は48%、前年実績を維持した企業は14%であり、様々な障害がある中でも善戦している業種とみることができる。
 昨年の動きが深刻な経営悪化でないことは設備投資の実施状況からも窺える。昨年、何らかの投資を実施した企業は7割強を占め、新工場建設(工場増設を含む)9社、製造設備増強56社、品質・衛生管理補強33社となっている。投資実施状況はほぼ前年並みの高い水準で、07年の予定投資もほぼ同じような数値となっている。
 新工場の建設ピークは過ぎた感はあるが、設備補強や品質・衛生面の補強はむしろこれからの感もある。とくに安全性や品質に対する規制が強化される中で、受託製造企業各社は、安全・品質を従来以上に重要課題としてきている。ここでは、注目の健康食品・機能性食品の受託製造企業を紹介する。
☆注目の健康食品・機能性食品受託製造企業☆
アピ
磐田化学工業
大川原化工機
角光化成
京都栄養化学研究所
皇漢薬品研究所
G-Labo
田村製薬
チャオ
東洋高圧(超臨界技術研究所)
トンボ飲料
日本ジフィー食品
日本タブレット
バイオックス
バレア
ビーエイチエヌ
備前化成
フロイント産業
ミナト製薬
森川健康堂
森下仁丹
豊製作所
夢実耕望

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