日本豆乳協会は、2023年7-9月期における豆乳類全体の生産量が104,859kL(前年同期比:96.4%)となったことを発表した。
豆乳類の分類別生産量を見ると
豆乳(無調整)33,263kL(103%)
調製豆乳 50,189kL(94%)
果汁入り豆乳飲料 4,250kL(102.2%)
フレーバー系の豆乳飲料(その他)13,477kL(88.3%)
その他(業務用など)3,678kL(99.6%)
生活者の消費マインドの低下や買い控えが続くなかでも、「豆乳(無調整)」(103%)と「果汁入り豆乳飲料」(102.2%)は堅調な伸びを示し、消費者の健康意識による豆乳への回帰が見られたと分析する。豆乳協会では、食における健康志向は依然として高く、豆乳に対する健康への期待値は大きいと考えており、特に10月からは豆乳を使った料理需要が増えることから、生産量の増加が期待されている。