食品、機能性食品の研究開発の場面では、食品を細胞レベルで観察することも多く、古くから光学顕微鏡が使われている。
近年はCCDカメラと組み合わせたCCD顕微鏡や画像処理技術の進展で、顕微鏡画像をパソコンにも取り込み画面で見られるビデオスコープなども登場し、利用場面もより拡がっている。また、ミクロレベルの構造解析のために電子顕微鏡も食品の研究所、研究機関で活躍している。
本稿では食品研究者に向けた情報として、最新の顕微鏡と画像処理機器の開発動向についてまとめていく。
●各社の顕微鏡&画像処理機器
・オリンパス光学工業
・ニコン
・島津理化器械
・イポナコロジー
・マイクロネット