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第28回腸内細菌学会学術集会を6月に開催―腸内環境の最新研究と社会実装に向けた取り組みを紹介

(公財)腸内細菌学会では、6月25日(火)26日(水)の2日間にわたり「第28回腸内細菌学会学術集会」を開催します。メインテーマを「腸内環境研究が拓く健康社会―最新研究の動向と社会実装に向けた取組み―」と題し、特別講演、シンポジウム、ワークショップ、ポスター展示、市民公開講座など、腸内環境に関する最新情報が様々な形で発信されます。

会期:6月25日(火)、26日(水)
会場:タワーホール船堀(東京都江戸川区)
事前参加登録期間:3月1日(金)~6月3日(月)
詳細および参加費用などは大会ホームページにてご確認ください。
https://bifidus-fund.jp/meeting/index.shtml

【プログラムの一部紹介】
■特別講演
「腸内細菌学と免疫学の融合が生み出す病気の新規予防戦略」
清野 宏(千葉大学/カリフォルニア大学サンディエゴ校)
「マイクロバイオーム研究の創薬や社会実装を目指した取り組み~産学官連携による協調的取り組み~」
寺内 淳(日本マイクロバイオームコンソーシアム/メタジェンセラピューティクス)

■シンポジウム1『腸内環境研究の最前線』
「短鎖脂肪酸受容体と宿主恒常性維持機構」
木村郁夫(京都大学大学院生命科学研究科)
「プロバイオティクスの膜小胞を介した宿主免疫調節機構」
山崎思乃(関西大学化学生命工学部)
「Paneth 細胞・αディフェンシンの腸内細菌叢制御による健康と疾患」
中村公則(北海道大学大学院先端生命科学研究院)
「がんと老化における細胞老化の役割:微生物の関与について」
原 英二(大阪大学微生物病研究所)
「5,200 例のショットガンメタゲノムと食・薬・生活習慣データから紐解く病気予防:Japanese 4D microbiome cohort」
永田尚義(東京医科大学消化器内視鏡学分野)

■シンポジウム2 『医・食領域での社会実装化に向けた取り組み』
「マイクロバイオームを介した疾患制御」
金 倫基(慶應義塾大学薬学部創薬研究センター)
「多糖体を高産生する乳酸菌による栄養成分の吸収促進作用とその社会実装」
森藤雅史(明治 乳酸菌研究所)
「プロバイオティクスの脳腸軸を介する新たな機能の開拓」
松田一乗(ヤクルト本社中央研究所)
「Clostridium butyricumを中心としたLBPs(Live Biotherapeutic Products)/医療用生菌製剤の開発動向」
高橋志達(ミヤリサン製薬 研究開発本部)
「ビフィズス菌生菌末の製造技術および応用製品の開発」
阿部文明(森永乳業 研究本部)

■市民公開講座 『腸内細菌の光と影:病気との関わり』 ※事前登録は必要だが参加費は無料
「健全な腸内細菌は感染症を予防する~新型コロナウイルス感染症を含めて~」
神谷 茂(杏林大学)
「腸内細菌が関わる消化器疾患の最新情報」
大草敏史(順天堂大学)

【お問い合わせ】
(公財)腸内細菌学会事務局 TEL: 03-5319-2669 e-mail: [email protected]
※開催方法・プログラムが変更になる場合もあるため、詳細はホームページにてご確認ください。
https://bifidus-fund.jp/meeting/index.shtml

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