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腸内フローラのビッグデータを提供するサービスがさらに進化

サイキンソーは、自社で運営する腸内細菌叢データ提供サービス「Cykinsoデータ分譲サービス」を大幅にアップデートすることを発表した。本サービスは2024年1月に開始され、これまで大学病院を中心に医学研究に貢献してきたが、今回のアップデートにより、新たに食品の臨床試験やマーケティングのエビデンスとしての活用が期待される。

最も顕著なアップデート内容としては、腸内細菌叢匿名加工情報の提供可能データ数が従来の約6倍である56,312検体に拡大されたことだ。この検体数は日本最大級である。また、項目として乳幼児の発育や女性の周産期など生活習慣情報のデータが追加され、より詳細な項目についても研究、マーケティングに使用することができるようになった。

「Cykinsoデータ分譲サービス」で扱われるデータは、個人向けの腸内フローラ検査サービス「マイキンソー」で集められた健常人の腸内細菌叢データを匿名化したものだ。腸内フローラを扱う食品メーカー、健康食品メーカーの研究者にとっては、今後の商品開発へのヒントとなるだろう。

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