ナガセヴィータ(旧 林原)は、サプライチェーンに関する国際的な評価機関であるフランス・EcoVadis社(エコバディス社)のサステナビリティ調査において、最高位の「プラチナ」評価を獲得したことを発表した。
EcoVadis社は、180か国以上の国で、220以上の業種、130,000社以上のサプライヤー企業の持続可能性(サステナビリティ)を、独自の審査と分析によって客観的に調査・評価している。ナガセヴィータは2022年にゴールド、2023年にシルバーの評価を得ており、このたびは、対象企業のうち、スコアが上位1%以内の企業が認定される「プラチナ」評価を獲得した。
このたびの調査では、特に「環境」での方針・実施対策、「労働と人権」での方針、「持続可能な資材調達」での方針・実施対策・結果という分野においてスコアを伸ばした。また、「環境に優しい、または生物を原料とした原材料を使用している」という点も認められ、その結果が「プラチナ」評価につながったと考えられている。
同社は4月より「株式会社林原」から社名を「ナガセヴィータ株式会社」に変更した。今後さらにSDGsに向けた取り組みの強化を目標としている同社にとって、このタイミングでの最高位の評価獲得は、新たなスタートを飾る出来事となった。
※エコバディス(EcoVadisメダル)の評価の基準
プラチナ(上位1%以内)、ゴールド(上位5%以内)、シルバー(上位15%以内)、ブロンズ(上位35%以内)
企業がメダル獲得の資格を満たすには、環境、倫理、労働と人権、持続可能な調達という4つのテーマにおいて30以上のスコアを達成する必要がある。