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6検体を異なる温度で連続測定できるNIR用オートサンプラ

ニレコは、同社の液体計測専用の近赤外分光アナライザ「A8860」用のオプションとして、最大6検体の連続測定が可能な6チャンネルオートサンプラをリリースした。

分光を用いる計測法では検体温度がスペクトルに影響を与えることがあるため、精度を求める場合は温度管理が重要となる。今回リリースしたオートサンプラは最大6検体をそれぞれ異なる温度設定で連続測定でき、従来標準仕様として搭載の2チャンネルオートサンプラに比べ大幅な処理能力向上が可能となり、ラボ作業の効率化が期待できる。

A8860 6チャンネル仕様本体

前面のセル温度表示

■仕様
電源入力   単相AC 100V-240V 50/60Hz
消費電力   最大200W
測定波長範囲 400-2500nm
側光範囲   2.0AU
ノイズ(RMS) at 0Abs 400-700nm <50μAbs 700-2500nm <30μAds
データ間隔  0.5nm
スキャン速度 2スキャン/秒
検出器    400-1100nm Si(シリコン) 1100-2500nm PbS(硫化鉛)
温調設定範囲 35-60℃
重量     36kg (セル類等オプション除く)
外形寸法   W406x H394 x D631 mm

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