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HACCP対応の「管理・記録」機能搭載の殺菌水生成装置

FOOMA JAPANでの展示の様子

ハセッパー技研は、強力かつ即効性の殺菌効果を持ちながらも安全性を兼ね備えた次世代型次亜塩素酸水『カンファ水』の採用、引き合いが年々伸びている。

次亜塩素酸ナトリウムは食品添加物指定の殺菌剤として広く使われているが、脱色、金属腐食など実用上の問題が指摘されてきた。カンファ水生成装置「カンファミキシノーヴァ」(写真)は、次亜塩素酸ナトリウムに食品添加物の酸性剤を独自技術で混合させることで、高濃度かつ大容量のカンファ水を安定的に生成できるうえ、次亜塩素酸ナトリウムの使用上の問題点を克服した水質が特長となっている。

既に食品分野を中心に1000件近くの施設に納入実績を持ち、下処理・一次加工工程における食材の殺菌、さらには手指・器具の洗浄や施設の清掃用途まで活用されている。

カンファミキシノーヴァは生成能力600〜4,200L/Hの大容量タイプ「GH型」、300〜 2,400L/Hの標準タイプ「AP-T/AP-I型」、180〜600L/Hの小規模タイプ「ES-B/ES-C型」を取り揃えており、濃度・pH調整(補正)機能搭載は当然のこと、HACCPにおいて重要視されている「管理・記録」にも応じる機能もユーザーに合わせてカスタマイズが可能となっている。

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