日本豆乳協会は、2024年第3四半期(7-9月)における豆乳類の生産量は108,400kLと、前年同期比103.4%と伸長したことを発表した(速報値)。これにより、2024年1-9月期の豆乳生産量は302,100kLに達し、前年同期比102.3%と回復がみられた。
2024年第3四半期の分類別生産量を見ると、
・豆乳(無調整) 2008年より増加傾向で、さらに伸長し108.3%を記録
・調製豆乳 最も多く流通している。100.8%の伸長
・果汁入り豆乳飲料 増加率が最も高く、112.4%
・フレーバー系の豆乳飲料(その他) 100.9%
・その他(業務用など) 94.7%
となり、豆乳市場全体は、回復基調にあると推察されている。
豆乳市場の増加の要因としては、健康志向の生活者が引き続き無調整豆乳をはじめとする豆乳を摂取し続けていること、社会的にプラントベース飲料への興味・関心の高まりが続いていることなどが考えられている。
今回は速報値の発表だが、10月末には各カテゴリーの生産量と前年比率を発表する予定。