食品用色素は消費者の健康志向を反映して、合成系の色素から天然系色素への流れが進んできた。安定性が高く発色の良い天然色素製剤の開発が進んだことで幅広く使われるようになった。また、天然色素の持つ機能性が着目され、新たな一面としてクローズアップされている。
比較的安定していた色素市場だが、ここのところのコスト上昇や為替、さらに中国の増値税還付制度の変更などで値上げせざるを得ない厳しい状況となっているようだ。
本稿では、天然色素の状況と取り扱い企業についての動向を探る。
<注目の色素取り扱い企業>
ヴィルドジャパン
癸巳化成
グリコ栄養食品
神戸化成
三栄源エフ・エフ・アイ
タイショーテクノス
大日本インキ化学工業
タマ生化学
日農食品販売
日本カラメル工業会
天野実業
池田糖化工業
昭和化学工業
仙波糖化工業
森田フードシステム
日本葉緑素
長谷川香料
保土谷化学工業アイゼン事業部
丸善製薬
三井製糖
三菱化学フーズ
ヤヱガキ醗酵技研
ライコレッドジャパン
理研ビタミン
未分類
【市場動向】天然色素市場の動向
- 次世代ステビア甘味料、フレーバーエンハンスで高評価 2024年10月29日
- 食品開発展2024 閉幕―活況を呈した三日間でした 2024年10月28日
- 食品開発展2024 二日目終了 2024年10月24日
- 食品開発展2024 本日より開催 2024年10月23日
- どうかわる??機能性表示食品制度 ~製造・品質管理及び安全性・信頼性確保の本質に迫る~ 国立医薬品食品衛生研究所×東洋新薬 オンラインセミナー 11/5より開催 2024年10月22日
- 米国で広がるコラーゲンブーム、「美容素材として高く評価」
ドイツ発 ジェリータの『バイオアクティブコラーゲン』市場拡大 2024年10月18日 - DHA・EPA協議会 第25回公開講演会開催―「生体ではたらくDHA・EPA-筋肉・腎臓・脳」 2024年10月17日
- 2024年第3四半期の豆乳類生産量、前年同期比103.4%と伸長(速報値) 2024年10月15日
- オリザ油化、桜の花由来の乳酸菌素材「さくら乳酸菌®」を上市-食品開発展で発表 2024年10月11日
- 清涼飲料に関する多角的な技術的発表-日本清涼飲料研究会「第33回研究発表会」開催 2024年10月10日