食品素材の記事

水溶性こんにゃく由来グルコシルセラミドを開発、上市

群馬県に本社を持つ雪国アグリでは、群馬県産こんにゃくを原料にした水溶性グルコシルセラミドを開発、今年の食品開発展でお披露目した。

これまでこんにゃく由来グルコシルセラミド抽出物は水への分散性が乏しく、飲料に配合するためには乳化剤などの可溶化剤が必要だった。同社では特許技術により可溶化剤を利用せず水に溶解するグルコシルセラミド「パワーセラミド®」の開発に成功。この秋からサンプル出荷を開始した。

グルコシルセラミドは肌の保湿効果、肌のバリア機能向上などが知られ、機能性表示食品の関与成分ともなっている。同社では溶解性を訴求ポイントに飲料、ゼリー、サプリメント分野へ利用を提案している。

関連記事

  1. SIRT1活性化作用をもつ黒ウコンエキス、NMNとの併用で相乗効…
  2. 芽胞を発芽させてから菌数を減らす新手法の制菌剤
  3. 「小林HMBCa」、原材料としてインフォームド・チョイス認証を取…
  4. カーギルジャパン、新ブランドのエリスリトールを販売へ
  5. 第一工業製薬、ショ糖脂肪酸エステルなど値上げへ
  6. 風味を維持・健康効果も期待できるスイカ抽出物を発売
  7. 世界初のNMN乳酸菌を食品開発展で披露目
  8. 腸内環境改善とアレルギー対策で注目、大和薬品の「米ケフィラン」

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

食品開発展2025