食品素材の記事

キッコーマン、植物性たんぱく質強化の新素材「パフ大豆」を発売 ~軽い食感と高栄養で、健康志向の食品開発に対応~

パフ大豆

キッコーマン食品は、独自のパフ加工技術を活用した新素材「パフ大豆」を発売した。同製品は、大豆を粗く砕いて膨化処理することで、そのまま食べられるカリッとした食感と、穏やかな大豆の風味・旨味を実現している。

栄養面では、100g当たりたんぱく質38.5g、食物繊維12.7gを含有。日本人の平均的な摂取量が推奨値を下回っているたんぱく質(約10g/日不足)と食物繊維(4~7g/日不足)の補給に貢献できる。

同社によると、従来のバッチ式製造と異なり、連続式の製造技術・設備を採用。これにより、品質の均一化と大量生産を実現した。用途として、パン(対粉15%)、パスタソース・ドレッシング(約5%)、クッキー・チョコレート(約10%)などが提案されている。

製品は15kgクラフト袋での提供で、賞味期限は開封前13か月。アレルゲンは大豆。食品メーカー向けに、おいしさ向上と栄養強化の両面での活用を提案している。

パフ大豆15㎏パッケージ

関連記事

  1. 高品質な八雲産風化貝カルシウムの機能性を訴求
  2. タモギタケ抽出物「エルゴチオネイン」で認知機能速度改善用の組成物…
  3. CBC、コスクラ社のエンドウたん白を日本市場で本格展開
  4. 池田糖化工業、6-ジンゲロール、6-ショウガオールを規格化した「…
  5. 加熱調理できる高濃度DHA/EPAパウダーを本格販売
  6. 「生コーヒー豆エキス」が機能性表示食品で血糖値とBMI改善のダブ…
  7. 「食品開発展」でGABA強化野菜エキスを紹介 
  8. 天然の海藻由来成分そのままに粉末化

お問い合わせ

毎月1日発行
  年間購読料 33,000円(税込)
      1冊 3,300円(税込)

海外展示会のツアー開催

「食品と開発」では海外の食品展示会に合わせたツアーを開催しております。渡航や展示会入場に関する手続きを省け、ツアーならではのセミナーなどの企画もございます。
  資料請求は【こちら】

■2025年予定
IFT FIRST 2025
・7月13~16日 米国 シカゴ
Fi Europe
・12月2~4日 フランス パリ

■2026年予定
Natural Products Expo West
・3月3~6日 米国

食品開発展2025