スロベニア大使館の特命全権大使ユーリ・リフェル夫妻主催による「日本・スロベニア食品ビジネス懇親会」が12日、都内レストランにて開催された。この懇親会は、スロベニア企業十数社のFOODEX JAPAN 2025への出展に合わせて行われ、スロベニアパビリオンの出展企業をはじめ、関係者が50名ほど集まった。
今回は特にワイン関連企業の出展が目立ち、スロベニアのワインメーカー、またスロベニアワインの輸入販売を行う日本企業などが出展した。話を聞いたワインメーカーによると、スロベニアの多くのワインメーカーは、代々受け継がれたブドウ園を持ち、家族だけで小規模に事業を行っているという。元々別の仕事をしていたが、家族の経営するワインメーカーを受け継ぐために職業を変えたという人も多かった。
そのほかの製品としては、蒸留酒、オイル(パンプキンオイル、アマニオイル等)、生ハムなどを扱う企業が展示を行った。昨年に続き連続で出展している企業も多く、日本へのビジネス拡大に期待している。
懇親会では、赤ワイン・白ワインはもちろん、オレンジワインなど、洗練されたスロベニアワインがふるまわれ、スロベニアと日本の食品関係者が親睦を深める場となった。