昨年は食肉の偽装事件で遺伝子レベルの検査の需要が急増し、今年は年初から中国産餃子の農薬混入事故で幕を開け、加工食品の残留農薬分析が急増するなど、食品メーカーの自主検査や公的機関の受託分析だけでは、増加する食品の検査需要が担えなくなってきており、民間の受託検査機関の活躍の場が増えている。
危害物質というと以前は主に食中毒菌がターゲットだったが、最近は残留農薬などのケミカルハザードやアレルゲンなどの特定原材料の検査も求められ検査項目は増える一方である。本稿では、ニーズの高まる受託検査サービスについて、民間の受託検査機関の動きをみていく。
<主な受託試験機関>
三井化学分析センター
三菱化学メディエンス
住化分析センター
日本エコテック
食品分析開発センターSUNATEC
SGSジャパン
エスアールエル
日立協和エンジニアリング
ヒル・ラボラトリーズ・ジャパン
日本環境
ファスマック
オリエンタル酵母工業
JFEテクノリサーチ
環境衛生薬品
アグネ技術センター
未分類
【品質安全】食品安全性検査の受託試験サービス
- バナバ葉由来コロソリン酸が内臓脂肪低減で新たな機能性表示食品に 2024年12月19日
- 酵素処理燕窩のトリインフルエンザウイルス感染抑制効果が試験で明らかに 2024年12月18日
- 不安・緊張の緩和機能を有するお米由来のペプチド 2024年12月16日
- アストラサナ・ジャパン、GSIクレオスと資本業務提携 CBDの安定供給体制を強化 2024年12月13日
- ヘンプ・CBD産業4団体が共同宣言 「世界でも類を見ない基準に挑む」 2024年12月12日
- マニュアルDXで現場全員をエースに 〜動画活用と業務アプリで現場力向上を実現する方法〜 無料オンラインセミナー12/12開催 2024年12月6日
- 南アジアの成長が今後の食料需給動向のカギに 2024年12月5日
- セティ、藻類由来のDHAパウダーの取り扱い開始 2024年12月3日
- 【2024年12月号】特集/差別化できる調味料の利用 2024年12月2日
- レトルト食品等の個別表示ルール改正・廃止に向けて議論 2024年11月27日