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【市場動向】天然調味料市場の最新動向

 


 天然調味料の市場は、この1年で原材料価格・エネルギーコストの上昇、加えて世界的景気の後退が要因となり外食産業・加工食品分野が低迷し、厳しい状況にさらされている。天然調味料の中核をなす畜肉エキス、水産エキスは苦戦を強いられているが、酵母エキスや野菜エキスは堅調に推移しており、市場の落ち込みを支えている。
 近年は、食に関する不祥事が相次いで起こり、安全・安心な高品質が求められている。一方で、原材料価格を抑えるために少量添加で風味付けできるコストメリットの高い製品が伸びるなど2極化が進んでいるようだ。
 本稿では、この1年の市場動向、開発・販売状況を中心に取り上げる。
<主なサプライヤー>
アサヒフードアンドヘルスケア
味の素
アリアケジャパン
イズミ食品
協和発酵フーズ
キリンフードテック
興人
サッポロビール/サッポロエージェンシー
ジェイティフーズ
仙味エキス
大日本住友製薬
大日本明治製糖
東海物産
日研フード
富士食品工業
マルハチ村松

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