原料供給量約15トン
機能性の調査研究も進展
白樺に発生するキノコの一種、カバノアナタケ(別称:チャーガ)の用途開発が広がりをみせている。
従来からのお茶やサプリメントに加えて、化粧品・シャンプー・石けん・育毛剤などが登場。市場拡大へ向けた明るい兆しと言える。
国内の原料供給量をみると、昨年は約15トン(推定値)となり、横ばいで推移するにとどまった。
だが、用途先の拡大、機能性に関する調査研究の進展など足元は固まりつつある。
関係各社では「きっかけがあればブレークも」と強気の構えをみせている。