(一社)日本ホームヘルス機器協会は先月11日、都内で平成31年新年賀詞交歓会を開催した。冒頭の挨拶で稲田二千武会長は、昨年11月より認定申請の受付を開始した「体調改善機器」に触れ、「2019年度は多くの体調改善機器を認定し、世界トップクラスであるわが国の健康寿命の延伸に貢献できればと考えている。体調改善機器が世の中で認めて頂き、当協会の大きな柱になるように頑張っていきたい」と抱負を述べた。
なお「体調改善機器」とは、人々の健康・美容の増進、QOLの向上を目的とする機械器具等で、(一社)日本ホームヘルス機器協会が認めるもの(医療機器および福祉用具は除く)。同協会では、平成30年9月に体調改善機器認定要綱を取りまとめ、厚生労働省と経済産業省の理解を経て、平成30年10月11日より制度の運用を開始、11月1日~平成31年1月15日まで1回目となる体調改善機器の認定申請の受付を実施した。同制度により認定された機械器具等は、「体調改善機器」と称し、同協会より認定証が交付される。認定取得者は協会に正会員として入会する必要がある。
一般の健康・美容機器・器具においてもエビデンスをきちんと取得していれば、同協会による審査を経て、「体調改善機器」との認定を受けることができるようになる。健康・美容機器・器具メーカーにとってはビジネスチャンスの拡大に繋がりそうだ。
本記事は「健康産業新聞 1662号」に掲載。「健康産業新聞」(月2回発行/1号あたりの平均紙面数は約50頁)定期購読のお申し込みはこちら
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