食品産業センターは5 月14日、「食品製造業における新型コロナウイルス感染症感染拡大予防ガイドライン」を公表した。新型コロナ対策の専門家会議の提言や「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」に基づき、業種ごとに感染拡大を防止する自主的取り組みガイドライン作成が求められたことを受けてのもの。行政の助言を踏まえて策定したという。
食品製造業は様々な事業者が存在し、すべてを網羅するガイドライン策定は難しいとしつつ、今回示したガイドラインを活用し、個々の状況に対応した対策を講じるよう求めている。
食品供給を担う食品製造業について、「国民生活・国民経済の安定確保に不可欠な業務」であり、人員・物的資源を確保し、業務を継続することが求められていると指摘。アルコール等による手指の消毒など、食品製造業が実施している一般衛生管理が新型コロナウイルス感染拡大の予防になるが、「社員食堂・更衣室・休息室など製造現場以外も含めて三つの密の発生リスクがあることを評価して適切な感染拡大の予防措置を講じることが重要」とした。
具体的取り組みとして…
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