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アジア最大の機能性素材、技術の展示会「食品開発展」13日開幕

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 アジア最大規模の機能性素材、食品素材、技術の展示会と会議「食品開発展」が13日開幕する。参加企業600社、ブース総数は900。海外勢も18の国と地域から参加する。リーマンショック後、低迷が続く展示会が多いなか、微増だが参加企業、小間数とも増加で、各社の意欲が伝わる力強い展示会となる。

 今年のテーマは「食品の研究機能と品質・安全性の探求」で、32のセミナーと350講座のプレゼンテーションセミナーが併催となる。機能情報、品質安全性に関する情報がビッグサイトに集中するため、3日間を情報収集に費やす関係者も少なくない。食品産業、健康産業に従事する事業者には年1回のこのビッグチャンスを2011年のビジネスに生かす最大のイベントとなるわけで、多くの関係者が「1年一度のチャンスを見逃さないように」と事務局は呼びかけている。ちなみに通販大手の代表者もこの展示会に照準を当てこぞって来場するわけで、最大のビジネスチャンスとなりそうだ。


 今年は、国内海外の有力企業・グループが大きなスペースで、有力パートナーとの開拓に取り組むほか、この時期にタイミングを合わせての、素材開発や技術開発の提案も行われる。パビリオンは、美容、アンチエイジング素材、メタボ素材、オーガニック、ヘルシースイーツ&ドリンクなどの提案を行う「Hi」。分析・計測、安全・衛生、バイオ検査などの商品はソフトを提供する「S-tec」などを双璧に、US、カナダ、ニュージーランド、韓国など18の国と地域のサプライヤーが自慢の商品を出品、日本のユーザーとの名刺交換会(詳細は事務局)なども企画されている。
 一方、国内の隠れた素材や技術も集合する。北海道から九州まで14地域の産学官プロジェクトが自慢の素材、商品、技術を出品する。新食品、機能性食品の開発、製造、安全などに係わる素材、技術、情報を網羅し、来場者とのコミュニケーションを待ち構えている。「食品開発展」は13日から3日間、東京ビッグサイトの東4・5・6ホールで開催となる。入場料は3000円、(無料の)事前登録は、本ページからも行える。

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