ビルベリー由来アントシアニンを関与成分とする機能性表示食品の受理数が100 品の大台を超えた。表示は「ピント調節機能のサポート」「目の使用による一時的な首・肩の負担軽減」「目の潤い感の維持」「目の疲労感軽減」など。アイケア素材の代表格として、着実に受理実績を積み上げている。スマホやポータブルゲーム、パソコンの普及は現代人の眼を酷使し続けている。そして、目の疲れやドライアイは、首・肩への負担やストレスに繋がり、睡眠障害をも引き起こす。ビルベリーのさらなる市場拡大のヒントがここにある。
スマホ老眼、ドライアイ、ブルーライト対策
老若男女問わず広がるターゲット
ブルーベリーは1990年代後半から市場形成が本格化。その後、加齢による眼の悩みに加えて、スマホやポータブルゲーム、パソコンの普及を背景に、マーケットサイズが急拡大した。若年層のスマホ老眼や、働く世代のVDT症候群(I T眼症)など、老若男女を問わず、全ての世代がターゲットになっている。
スマホが身体に及ぼす悪影響は深刻化しており、慢性的な肩こりやストレートネック(首の頸椎の湾曲がなくなる)が問題視されている。ブルーライトによる眼の酷使は、眼精疲労を引き起こし、首・肩に負担を与え、睡眠にも影響を及ぼす。睡眠に及ぼす影響としては、「ブルーライトを見続けると、眼精疲労に加えて、昼夜の区別がなくなるのでは」という研究報告もある。アイケア(ピント調節サポート、ドライアイ対策、疲労軽減)による(首・肩への負担、睡眠障害などの)症状の緩和・改善―― ブルーベリーサプリメントのビジネスチャンスがここにある。・・・
続きは、本紙4月5日発行号(1761号)に掲載。定期購読のお申し込みはこちらから
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